『越生梅林』『中田屋』を醸す佐藤酒造店様へ行って参りました。

埼玉県の『越生梅林』『中田屋』を醸す佐藤酒造店様へ行って参りました。
杜氏となって四年目、27歳女性杜氏佐藤 麻里子氏が中心となって20代の若き蔵人4人で醸す!
清らかで落ち着いた味わいの中に優しく広がる旨味が食に寄り添う酒です。

関東三大梅林にも挙げられる梅の里、埼玉県入間郡越生町にて174年の歴史を誇る蔵と聞いて訪ねてみて
まず驚いたのはその外観でした。
2015年に立て直されたばかりの蔵は非常に洗練されたきれいな外観とデザインで、
造り手同様フレッシュな設備に囲まれていました。


井戸から湧き出る非常に綺麗で透明感のある軟水の仕込み水。


コンパクトながらメンテナンス性に優れたステンレスの放冷機。


立ち並ぶピカピカの密閉タンク(開口部が作業しやすいようにやや端によっている特注品)


今年は初めて地元埼玉県産米『さけ武蔵』にチャレンジしたそうです。


色々と試行錯誤しながら、新しいチャレンジも視野に入れつつ着実に自身の思う旨い酒を醸そうとする熱意が伝わってきました。
新ブランド『中田屋』の味わいも一貫性があり昨年の味わいと比べても非常に安定し、ブレがありませんでした。
昨年は新酒鑑評会初出品ながら見事入賞を果たし、日々めまぐるしく変わる日本酒業界の次世代を担う蔵として今後の飛躍に期待大です。
佐藤酒造店の皆様 大変お世話になり、ありがとうございました。
今後共何卒宜しくお願い申し上げます。

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